左ハンドルの外車
アルファロメオ145を手放して、日常の足を探すことになった。
本音はアルファロメオ155に未練が残っていたが、
経済的な理由で憧れの存在になった。
そんな時、知人との雑談でこんな話になった。
車のバックシートに人を乗せる時、2ドアの車は見ていて格好が悪い。
助手席のシートを倒して、どうぞ。なんて・・・。
だから自分は4枚ドアをセレクトしている。
2人以上を乗せることは、そんなにはなかったけれど、
確かにスマートではない。素直に同意することができた。
そして今でも4枚ドアは嫌いになっていない。
そこで普段の足としてセレクトしたのは、
安心して乗れそうなフォルクスワーゲンのジェッタ。
ローダウン、ボーベットのアルミ、アイラインガーニッシュ、
フォルクスワーゲンのエンブレムはブラックアウト。
シルバーの左ハンドルセダン。
セダンのためゴルフと比べると落ち着いていて、
スポーティーな感じがしない。
どことなくチープな雰囲気が漂っていたからなのか、
理由はわからないが世の中ではマイナー扱いだったと思う。
しかし、ローダウンした車は単純にかっこよく感じるので、
それなりに良い雰囲気を醸し出していたと思う。
金額の割に見栄えがするシルバーセダンだった。
ワーゲン独特のエンジン音は個人的に好きではなかったが、
それなりに走れて燃費もそれなり。
シートは固めで、大きな故障もなく典型的なドイツ車だった。