左ハンドルの外車
ドイツの大衆車 ジェッタの車検が近づいてきて、
車検をとって継続して乗るか、乗り換えるか選択のときを迎えた。
肝心のジェッタといえば、ハンドルを切ったときにカラカラと
音がすることが、たまにあった。
車の機能的なことに無知だった自分は、無問題と思っていた。
車検の費用が気になった自分は、見積もりをもらうために
ショップに顔を出すことにした。
するとシャフトブーツの交換は必須で、
足回り各所へのグリスアップもしなければいけないようだった。
予算に余裕がなかったために、手軽に乗れて故障が少ない
左ハンドルを探していた知人に格安で譲るという行動をとった。
乗りたい車を探すのが好きな人は多くいると思う。
自分もそれに含まれているので、次の車を探す作業に取り掛かった。
イギリス、イタリア、ドイツ。
そこで思いついた答えが、フランス車。
百獣の王ライオンではなく、猫足シトロエン。
ラテンの車は正直、信頼性に不安があるが、
特に電気関係は。
そんなところが個人的には魅力に感じているのも事実。
このときはフランス車に乗ったことがないという理由だけで、
猫足と言われる由縁のハイドロやスフィアのことすら
知らなかったように思う。
ただ、故障が多くて金食い虫のような気がして悩んでいたと思う。