左ハンドルの外車
他の人との違いに価値を感じ、外車に興味が湧いてきた。
アメリカ、イタリア、フランス、イギリス、そしてドイツ。
様々な国のメーカーがあるが、購入するには手にする給料に
見合った車両でなければならない。
まだまだ外車の知識がなかった当時、イギリス車は右ハンドルの国。
このことすら知ることがなかった。
結局、外車一号車となったのは、ローバー ミニだった。
それも左ハンドルのキャブ車の並行輸入車を。
イギリスは右ハンドルの国ということを知ったのは、
購入して、しばらくしてからのことだったが、
知ってから複雑な思いになった。
それ以外にも、並行輸入車とディーラー車の違いがあることも知り、
更に複雑な気持ちになった。
メンテナンスができる店で購入していれば、並行輸入車でも
さほど問題はないことも、のちのち知ったことだったが。
どうも気持ちだけが先攻してしまい、情報収集がおろそかになってしまう。
そんな性分のようだった。
キャブ車がどんなものなのかも知らずに、ある日エンジンをかけて
出かけようとしたら、回転数が上がったまま降りてこなくなり
困ったことがあった。
早速、購入した店に連絡をして、引き取りにきてもらったところ
キャブが詰まっているとのことで、キャブ清掃をして
復活したことがあった。
聞くと、定期的に清掃をしなければならない箇所だったようだ。
今では、そこで一つ勉強をしたと思っている。